Last Updated:
04/13/2002
未訳の「新しい太陽の書」シリーズ第5巻、"The Urth of the New Sun" のあらすじです。この第5巻はセヴェリアンが<新しい太陽>をウールスにもたらすために宇宙に旅立ち、苦難の末に成功してウールスに戻る旅を描いています。前半は宇宙船を舞台とした正統派SFのようですが、徐々に宗教的、神話的な色合いが濃くなり、最後はセヴェリアンの勝利がイコール巨大な悲劇となります。また四部作での登場人物も何人か登場し、重要な役回りを演じるとともに、四部作では明かされなかった数々の謎が解き明かされます。
翻訳される可能性は低いと思われるので、詳細に紹介しますが、ネタバレの嫌な方は読まないでください。
またウルフの英語はかなり難解なので、筆者の英語能力の限界から意味をとりちがえている部分もあると思いますが、その点はご容赦ください。