ultan.net: 登場人物

Last Updated:

06/24/2001




アギア Agia

ネッソスの街で古着屋を双子の兄のアギルスと営む女。組合から追放されたセヴェリアンと最初に出会った時は23歳。アギルスと図ってセヴェリアンを殺害し、テルミヌス・エストを奪おうとする。計画が失敗してアギルスが死んでからは、その復讐のため老水夫のヘトールを利用してセヴェリアンをつけねらう。

ちょうどその時に、二十歳か、そのちょっと上ぐらいのほっそりした女が、暗い店の格子を外すために外に出てきた。彼女は驚くほど手のこんだ、しかも、ぼろぼろの孔雀色のプロケード織りのガウンを着ていた。(中略) 身長は普通、鼻は低く、頬骨の幅が広く、そのような骨相の顔によくあるように、目は茶色で細かった。--「拷問者の影」第16章

この描写からするとどうやらアジア系の風貌のようです。セヴェリアンという人は割と(かなり?)女好きで、綺麗な女性がいるとすぐに一目惚れするんですが、アギアに対する反応はかなり極端です。

彼女に対する自分の欲望が説明できないと、わたしはいった。それは事実である。わたしは渇くような死にもの狂いの愛情をもって彼女を愛した。われわれ二人は、世間の人々が見たら我慢できないと思うような極悪非道の行為をやってのけるかもしれないと感じた。 --「拷問者の影」第17章

ここまでいくとちょっと病気ですね。まあ拷問者組合のようなところで生まれ育って、最愛の人を失ったあげくに組合からも追放されて、精神状態がまともでなくなってもおかしくはありませんが。ともかくこの後、アギアはセヴェリアンとともにペルリーヌ尼僧団の大伽藍に馬車ごとつっこみ、植物園でアヴァ-ンを採取し、その途中でセヴェリアンがドルカスと<鉤爪>を手に入れるのを結果的に助け、失恋亭でドルカスが湯浴みをしている間にセヴェリアンを篭絡しようとします。

その後もヘトールとともにセヴェリアンを地の果てまでも追いかけて、最後はあっと驚く大出世をしてヴォダルスに取って代わるまでになります。ほぼ最初から最後まで出ずっぱりで最重要人物の一人なわけですが、どうもよくわからない人です。

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