Last Updated:
07/13/2002
神殿奴隷のオッシパゴ、バルバトゥス、ファミリムスの、おそらく仲間の神殿奴隷。
「わたしたちのぼろ舟が長旅の末にたどり着いて、時々、休息を取る世界があるのですよ。その世界にはマークがついています。両端に頭のある蛇のしるしでしてね。片方の頭は死んでいて――もう片方の頭がそれを食べているのです」
オッシパゴが窓から振り返らずにいった。「それがこの世界だと思う」
「カモウナがいれば、きっと故郷を明かすことができるでしょうに」
(No doubt Camoena could reveal its home.)--「警士の剣」第33章
カモウナの名前が言及されるのはこれだけですが、バルダンダーズのもとを訪れる三人の神殿奴隷とは別行動をとっており、おそらくウールスの世界の可能性についてより深い知識、あるいは確信を持つ者だと思われます。ウールスの世界には、その未来を信じて踏みとどまり、人々に何らかの影響を与えようとする神殿奴隷が少なくとも二人存在します。イナイア老とクーマイの巫女です。海外のメーリングリストでは、カモウナ(Camoena)はクーマイの巫女(Cumaean)の別名だとの説があります。なお神殿奴隷は必要に応じて複数のよく似た名前を使い分ける例があります。"The Urth of the New Sun" で重要な役割を果たす "Tzadkiel" は別名 "Zak" と呼ばれますし、拷問者組合の師匠のパリーモン師(Palaemon)と、セヴェリアンの前の独裁者であるアッピアンを教育したパエオン(Paeon)とが同一人物(かつ神殿奴隷)だとの説もあるようです。
M: メニュー I: インデックス P: 学生 N: カリナ
管理人連絡先 webmaster@ultan.net