ultan.net: 登場人物

Last Updated:

02/16/2003




上流人(オプティメート) optimates

<共和国>の七つの主な社会階層(高貴人、大郷士、上流人、平民、玉座の従者、宗教人、退化人)のうち、高貴人、大郷士に次ぐクラスの人々を指します。

"上流人" は大体において富裕な商人であるらしい。全部で七つある階級のうちで、この手記に登場する回数は彼らが最も少ない。しかし、ドルカスが元来この階級の出であるというヒントはいくらかある。--「調停者の鉤爪」付録

高貴人が他の人々とは異なる出自(ウールスの外の世界からやってきた人々?)の支配階層であり、また大郷士が封建領主的な特権クラスであるのに対し、上流人の力は基本的に経済的なものに由来するようで、いわゆる貴族とはみなされないようです。

「それどころか、わたしたちはみんな女郷士か高貴人ですよ。残念ながら、これはむしろ貴族的な教団なのです。ときたま、わたしのような上流人の娘も入団を許されます。その上流人が教団の古くからの友人であればね。でも、わたしたちは三人しかいません。大きな贈り物をしさえすれば、娘を受け入れてもらえると思っている上流人もいるそうですが、事実は違います――お金だけでなく、いろいろな方法で援助しなければならないのです」--「独裁者の城塞」第10章

ところでドルカス夫妻はもともとドルカスの父と兄弟が作ったクロワゾンネ(七宝)を売る小さな店を経営したわけですが、してみるとせいぜい<平民>のうち裕福な部類で、<上流人>とまではいかないように思うのですが、どうでしょう? 何か彼女が<上流人>の出であることを示す伏線はあるのでしょうか? 確かにドルカスは妙に学識があって、ただの商店主の妻というには不自然な気もしますが。

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