ultan.net: 登場人物

Last Updated:

04/21/2002




ウィノック Winnoc

ペルリーヌ尼僧団のために働く奴隷。

彼女は手を打って、くりくり坊主のがっしりした男を呼び寄せた。男はわれわれの両手を取って歩きはじめたが、やがて立ち止まって、わたしを抱き上げ、まるでわたしが前に幼いセヴェリアン坊やを抱いたときのように歩いていった。やがてわれわれは裸にされ、石で熱したお湯のプールにつけられた。がっしりした体格の男は、われわれの頭にさらに水をかけた。--「独裁者の城塞」第4章

ウィノックは若い頃、盗みを働き、捕えられて、当時一時的に組合から追放されていたパリーモン師によって罰として鞭打ちの刑を受けました。刑罰が終わった後、パリーモン師はウィノックに自分の身の上話をし、ウィノックも何か組合のようなものを見つけて加入した方が良いとの忠告を与えました。その後ウィノックはさまざまな組合に加入をこころざしますが、前科者であるためにことごとく断られ、結局ペルリーヌ尼僧団に自分自身を奴隷として売ることにしました。

彼は言葉どおり酒をおごってくれて、教団の生活は船乗りの生活に似ているといいました。なぜなら、船乗りの生活のいちばんいい点は、いろいろな場所を見て歩く事だが、自分たちも同じことをしているからと。また兵士の生活にも似ている。なぜなら、教団が野蛮な地方を旅行する時には、武器を持っていくからと。--「独裁者の城塞」第12章

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