日記

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09/23/2002




2002年9月

2002年9月23日(月)

本日朝から午後にかけてうちのサイトが応答しなくなった。最初はたまにあるサーバーのダウンかと思って、お知らせでもあるかとレンタルサーバー業者のサイトに行こうとしたがこちらも応答しない。さらにはPINGを打っても、当ドメインも業者のホストもともに "Unknown host" 状態であった。この業者は以前にもDDOS攻撃を受けてサービスを一時停止したことがあったので、何か嫌な感じがして情報を探したところ、あるフォーラムで関連するトピックを見つけた。いったい何が起きているのか、とのユーザーからの問いに対して、サーバー業者の代表が即座に返答しているものだった。

それによると今回の問題はサーバー業者のものではなく、上位プロバイダで米国の地域電話会社であるクエスト社のネットワークに障害が発生しているとのことだった。クエストというのは、エンロン、ワールドコムに続いて不正取引疑惑で調査を受けている会社で、折りしも今日は、同社が水増ししていた売上のうち9億5千万ドルを修正するとのニュースも出ていたようだ。

"Qwest to Restate $950 Mln in Sales"-- Monday September 23, 3:36 am ET, Reuters Market News

復旧するまでの間、このままサーバーが駄目なら移転を考えなきゃなあ、でも連休今日で終わりだし、今風邪気味で体力ないし、どうしようかなあ、PHPも使えないといけないし、とかいろいろ考えた。まあなんとか復旧したようなんで、とりあえずはいいか。今回のネットワークトラブルが不正取引疑惑と直接関連があるわけではないだろうが、こういったゴタゴタが通常の業務にもなんらかの影響を与えているのは確かだろう。こういった海外の大企業のトラブルがうちのような弱小サイトにも影響を与えるんだから、世界は狭くなったものです。

2002年9月15日(日)

ひょっとすると有名なのかもしれないが、「キッズgoo」というサイトがある。「はじめてのひとへ」のページを見るとこのようなことが書かれている。

小学生、中学生のためのホームページだよ。興味(きょうみ)のあることや学校の勉強(べんきょう)について調(しら)べることもできるし、まんがやクイズで遊(あそ)ぶこともできるんだ。いろいろ探検(たんけん)してみておもしろいものを探(さが)してね。

このページの「キッズgooサーチ」というのは、どうやらgooのデータベースから有害語リストや有害URLリストでフィルタリングをおこなって、さらに検索後のページでは漢字にルビをふってくれるというすぐれものらしい。そこで試しに Entertainment goo の中の適当なページを選んでみると、こんなのが表示される。

完全(かんぜん)なる飼育(しいく)・愛(あい)の40日(にち)

女子(じょし)高生(たかお)の身(しん)に起(お)きた、40日(にち)間(かん)の出来事(できごと)とは?前作(ぜんさく)『完全(かんぜん)なる飼育(しいく)』より、過激(かげき)な内容(ないよう)で送(おく)る第(だい)2弾(だん)

「じょしたかおのしんにおきた」って何だ?

ちなみにこの「キッズgooサーチ」で「新しい太陽の書」を検索すると、おお、ちゃんとうちのサイトが一番に表示される!ところが実際にリンクをクリックしてみると、「ごめんね。ページがひょうじできませんでした。」とのこと。残念、当サイトは小中学生には有害なコンテンツを含んでいるようだ。そこで登場人物一覧から順番に試してみた。

というわけで当サイトは小中学生に有害な内容をちょうど50%だけ含んでいるようだ。まあそんなものかもしれない。

2002年9月10日(火)

今度の秋分の日の連休に弟の結婚式のため帰省することになった。久しぶりに親戚が集まるんで、せっかくだから翌日にでも祖父の米寿の祝いも一緒にやることになった。まあ実際には祝いというよりは、寝たきりでこの先どうなるかわからないので、集まれる時に集まっておこうということだ。ただうちの祖父はえらく田舎に住んでいるので(一応本州内)、その日のうちに帰って来れるかどうかわからない。もし帰れないとサイトの更新する暇がなくなってしまう。先月夏休みで旅行に行ったときは、ノートPCを持参して、わざわざ海外ローミング用にNIFTYのアカウントを作って(自宅はケーブルTV接続なのでローミングができない)、ホテルの部屋からからダイアルアップでFTP更新したんだけども。まあそこまでやるほどのサイトじゃあないのだが。

そんなわけで田舎から帰宅する場合の最終電車は何時かYahoo!で検索してみたところ、17:02発、23:22着で計6時間20分だった。まあそんなものか、もう一つ前の電車だと何時かなと思って、「23時到着」を条件に再度検索すると、「13:28発、19:22着、計5時間54分」だった。ちょっと待て、と思って調べると、

  • 06:18 - 12:22 計6時間4分
  • 07:09 - 14:22 計7時間13分
  • 08:45 - 15:22 計6時間37分
  • 13:28 - 19:22 計5時間54分
  • 17:02 - 23:22 計6時間20分

一日にこの5通りしか組合せが存在しない。田舎だとは思っていたが、まさかここまでとは。そう言えば前に車で帰った時は十時間以上かかった。あの時は行き帰りの車の中でBBCのラジオドラマの「指輪物語」をずっと聴いてたんで、家族に嫌がられたな。

2002年9月7日(土)

DVDでテオ・アンゲロプロス監督の「永遠と一日」を観た。いつもながら美しい映像だけれども、以前の「旅芸人の記録」や「アレクサンダー大王」や「シテール島への船出」に比べると神話的かつ暴力的な力が薄くなったような気がして、ちょっと残念。なんというかアンゲロプロスでなくても撮れそうな作品のような気がする。いやもちろん名作ですけど。このあたりは逆に洗練されてきて良い、と感じる方も多いようなので、まあ個人的意見(当たり前だ)ということで。それにしても黄色いレインコートの三人衆はなんなんだろう。

でもやっぱり最初に観る時は大きいスクリーンがいいなあ、この前テレビ買い換えたばっかりだけど、プラズマがもっと安くならないかなあ、音響も今のミニコンポで聴いてるのじゃあちゃちだなあ、とか思ってあちこちのサイトを見て回ってたら、なんだかとっても5.1chスピーカーシステムが欲しくなってきた。とりあえず安価で試してみるなら、ONKYOのBASE-V10(S)とかDHT-L1(S)、DENONのDHT-300-Sが良さげ。ネックはスペースなんで、テレビの上にセンタースピーカーを置くスペースがあるかどうか巻尺で計ってたら、「北の国から」を見ていた嫁に「また何か買うのお?」と言われた。

そう言えばDVDプレーヤーを買った時、会社の後輩に「きっとすぐに5.1ch買いたくなりますよ」と言われた。その時はそんなことない、と否定したものの、今は自信ないな。というか自分の経験から言って、巻尺で計りだしたらもう駄目だな。でもリアスピーカーの配線は隠蔽するのが面倒くさそうだ。皆さんどうしてるんでしょう?やっぱりモールで隠すしかないか?AV関係の知識は皆無なのでよくわからない。

2002年9月6日(金)

会社で趣味の話、特にSFやらファンタジーの話をしようとしても空しくなるだけだ、なんて何年も前にわかっていたんだけども、ちょっと前に飲み会の席でうっかり「ロード・オブ・ザ・リング」の四回目を観に行く、と漏らしてしまった。案の定同僚に「なんであんなクソ映画何度も観に行くんですか?」と反応された。まあ実際には「クソ」とは言わなかったが。聞いてみると、公開時に彼も観に行ったものの、わけわからん映画じゃ、と不愉快になった口らしい。そもそも彼はこの映画が「指輪物語」という小説の映画化であることも、三部作の第一部であることも、この時まで知らなかったらしい。公開時はともかくその後はいろいろ情報も出回ったんじゃないかと思ってたんだけど、やっぱり一般の人は知らないんだな。こういう人は第二部が公開されても絶対に観に行かないだろうし、「柳の下のどじょうねらいか?」くらいにしか思わないんだろうな。やっぱり三部作であることに一言も触れなかったヘラルドのマーケティングは大間違いだな。

ところが今日、会社で使っているPCの壁紙(映画第二部 "The Two Towers" の公式壁紙)を、今年入社の女性社員が見て、「指輪物語」好きなんですか、と話しかけてきた。ちょっと前から気になっていたらしい。きくと彼女はトールキンの原作は当然読んでおり、映画のDVDも既に入手済とのこと。こんな身近でオタ話ができそうな相手は初めてなので素直に嬉しい。ジーン・ウルフも好きだったり、はしないか。

2002年9月1日(日)

先日近所のDVDショップを覗いたら、ヨーロッパ映画のDVDが20%オフだったので、とりあえずアンドレイ・タルコフスキーの「僕の村は戦場だった」「惑星ソラリス」「ストーカー」を購入した。「僕の村は戦場だった」だけ未見。他にタルコフスキーでは「鏡」もあったが、こちらはあまり何度も見るような気がしないのでパス(別に「鏡」が駄目とかではなく、ストーリーの脈絡の無さが私の閾値をちょっとばかり超えているのです。同様の理由で好きなデビッド・リンチでも「イレーザー・ヘッド」だけはパス)。

で、とりあえず「惑星ソラリス」だけ鑑賞。画質は悪い。まあその昔(二十年くらい前か?)映画館で見た時も、確か二本立て学生料金500円とかの名画座だったような気がするので、そのうち画質は気にならなくなる。昔の映画だし。でも、ロシアの R·U·S·C·I·C·O というところで出している「ソラリス」は、画質良好、ドルビーサラウンド5.1ch、リージョン0、日本語字幕付きらしい。面倒でもこちらを買った方が良かったかも。5.1chシステム持ってないけど。

映画の内容はだいたい記憶していた通りのタルコフスキー作品だった。レムではありません。もっともレムの原作も読んだのは高校生の時なので、映画とどこがどう違うんだかはっきり覚えてはいない。タルコフスキーなので時おり睡魔に襲われるものの、大事なシーンは記憶していたものと全く同じだった。特に自殺しようとしたハリーが復活するところや、ラストでカメラが遠景に引いていくところは記憶通り。ハリーの復活シーンはなんだか「エイリアン」みたいでもあるな。しかしハリー役の女優さん(ナタリア・ボンダルチュク)は記憶していたよりもずっと可愛くて良い。こちらが老けたからか?

タルコフスキー作品として観れば文句は出ないと思われるが、SF映画、あるいはレムの原作の映画化を期待すると、ちょっとどうなんだろう。あらかじめ気分を「文芸映画モード」にしておかないと、ちょっときついかもしれない。その点、今度ソダーバーグ監督でリメークされる映画はどんなものになるのか?

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